京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

第37回 音風景と向き合うには-身近な音の現実- 安本義正さん

第37回 京都メディアフォーラム■□■
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◆テーマ 「音風景と向き合うには-身近な音の現実-」
みなさんは「京都の音風景」といえばどのような音を思い浮かべますか?
サウンドスケープという概念を使って音の風景を考えてみたとき、あなたが思ってい
る「京都の音風景」とは本当の音風景なのでしょうか。
今回は「音」そのものというシンプルかつ、私達の生活に最も身近な存在に着目して
お話を進めてまいります。地域に根付いた独特の音でさえ一歩間違えれば「騒音」と
捉えられてしまう現代。そんな中で音に気づき、音を大切にし、地域の音文化を育て、
音環境に十分な心配りを行うにあたって、私達はどのように音風景に向き合っていけ
ばよいのでしょうか。この機会に一度音風景に触れるということを一緒に考えてみま
せんか? 
今回は学生による企画第二弾となります。
皆様のご参加をお待ちしております。
◆ゲスト 
安本義正さん(京都文教短期大学教授・副学長)
 大阪大学工学部応用物理学科を卒業後、大学院を経て、大阪大学産業科研究所にお
ける教育研究活動ののち、1983年に京都文教短期大学に移る。担当科目は「サウンド
スケープ」「音楽療法」「総合演習」他で、サウンドスケープを「感性を磨き、人間
の内面を磨く」音の人間学と位置づけて授業を展開している。その他、「音楽療法
効果に関する研究」として、音・音楽の生理学的効果についての基礎研究を行うとと
もに、主に健康維持目的の「音楽健康法」の実践活動を行っている。
◆司会、企画者 
筒井洋一(京都精華大学教員)
内山雄人(京都精華大学学生)