京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

第 38回 「目で聴くテレビ」と手話文化の世界  柳 喜代子さん

第 38回 京都メディアフォーラム■□■
◆テーマ 「目で聴くテレビ」と手話文化の世界
 障害者向けのテレビ「目で聴くテレビ」は、阪神大震災での教訓から試行錯誤をつづけ今年で10年、すべての番組に手話と字幕をつけています。
「目で聴くテレビ」は、 映像制作や音響まで、日本語や健聴者の文法とはまったく違う文法や表現技法で、豊かなパフォーマンスの世界を紡ぎ出しています。
 1月27日、嵯峨野で開かれる「聴覚障害者映像フェスティバルinさがの」を前にメジャーのテレビではお目にかかることができない多彩な身体表現世界について、「目で聴くテレビ」ディレクター、手話担当の柳喜代子さんに語っていただきながら、簡単な手話を会得し、障害者向け映像と健聴者向け映像の違いなどもワークショップで学びます。
あなたのテレビ観が変わるかもしれません。どなたでも参加歓迎です。 
◆ゲスト 柳 喜代子さん(「目で聴くテレビ」手話キャスター)
◆司会 津田 正夫さん(立命館大学教員)

 

 

津田さんはこの映像フェスの審査員もなさっておられました。柳さんの手話はとても美しかったです。(松浦さと子)