京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

気持ちのつながりは難しい

ゼミの運営は難しいねえ。私のゼミは、希望者には、あらかじめ「ゼミ優先の生活をすること」と「初歩的な技術力(html)を一ヶ月で身につけて欲しい」ことを了承してもらうことにしている。しかし、現実はそうなっていない。特に、後者の進展がほとんどない。…

大学教育学会ラウンドテーブル報告許可される

6月に開催される大学教育学会において、日本語表現法に関するラウンドテーブルの報告申込をしていたが、本日、許可された。既に昨年から日本語教育学会での報告や先日の『日本語表現ことはじめ』の出版もあり、言語表現科目創設十年間を回顧すると共に、日…

ついに13刷達成!

出版社から本が送られてくるのはわくわくする。多くの場合は、知りあいが出版した本の献本だ。知りあいがいい本を出すと正直ちょっとやられたな、と思いながらも、他方で、自分も頑張ろうという意欲が沸く。しかし、今日送られてきた本は違った。「自己表現…

いよいよ新学期のはじまりだ

四月になると新入生が入ってくるので、在学生のオリエンテーションは三月中に済ませておこうという方法が、今年からはじまった。この大学は、学生サービスには異様に手を掛ける。しかも、事務ではなく、教員がするのである。教員はさぼっているとか言われる…

Party of the Futureは大盛況

昨日、吉野でおこなわれたParty of the Futureに参加した。 http://www.nobuki.jp/pofpof.html 参加者も多様であるが、出し物も多様である。神戸芸術工科大学の学生は、建物の外の庭と建物内のスタジオにビデオ撮影機材を設置して、10分毎に10秒撮影して…

自分の興味が君の研究テーマ

専門演習のゼミ生も来月三回生になる。専門演習に入ったのが、二回生後期なので、まだ半年しか経ってないと本人達は思っているだろう。でも、三回生冬になれば、もう就職活動で、ゆっくりするわけにはいかない。この一年間で研究計画を立てて、実行し、最終…

導入教育の発展

昨日と今日、京都大学でおこなわれた大学教育研究フォーラムに参加した。FD関係の集会は最近乱立している一方で、NPO、e-learning、大学教育を並立させようと思っているので、どこに時間と労力を割こうかと正直難しい。それに、生来の怠け者のため、仕事だけ…

向後さんの日記が終了

向後千春さんは、認知心理学者で富山大学で言語表現科目を一緒に担当して以来、啓発される仲となった。彼と荒木晶子さんと三人で書いた「自己表現力の教室」は三万部を越えるロングセラーとなっている。彼は、研究のかたわら、Web日記を10年間も継続し、そ…

市民メディアと組織構造

ラジオカフェ、FMわぃわぃ、ビデオ工房AKAME代表が一同に会した。関西の市民メディアの雄が勢揃いするのはなかなかないめったにない機会だ。今日は、NPO学会二日目。午前に私の提案したシンポジウム「市民メディアの組織構造とインフラ整備」が開かれた。パ…

震災10周年と福岡大震災

本日(20日)から明日まで関西学院大学でNPO学会がある。学会創設当時に7年前から三年前までは、学会創設準備や編集委員会、オンラインジャーナルなどの仕事があり毎回参加していたが、私学に移って学外業務がしにくくなってきたため、ここ数年ご無沙汰し…

機器の設定と講演会

明日から、学会がはじまるので、今日はその準備以外は時間を空けた。そういう時には、懸案を片づける時期だ。 一つは、今度、IP電話を導入しようと思っているが、FTTH+複数台の無線LAN+複数台の有線LANをどう実現するかだ。接続経路は、FTTHモデム+IP電話モ…

大島さんから本をいただいた

先日、他大学で一緒に報告した大島弥生さんから献本してもらった。ピアで学ぶ大学生の日本語表現・プロセス重視のレポート作成作者: 大島弥生,池田玲子,大場理恵子,加納なおみ,高橋淑郎,岩田夏穂出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2005/03/03メディア: 単…

署名でも協力頂いている

メールの署名は、その人の一端を表している。パソコン通信と違って、インターネットの世界では本名でのやりとりが原則であるため、よけいに署名が重要である。 ところで、先日、出版社から日本語表現法の歴史と展望について本を出したのだが、そこにこの分野…

格差の変化が起こっている

調査で生野区に行った。以前、焼き肉を食べに来たことはあるが、駅近くだったので店以外はほどんと知らなかった。駅前の商店街ではコリア語も聞こえて異文化との接触を感じたが、商品の値段がとびきり安いという感じはしなかった。駅から少し離れたコリアタ…

いよいよまとめに入る

明日から出張で忙しいが、今年度のCB調査のまとめの方向性確認の会議があった。 コミュニティーとビジネスの双方から出発して行き、特にそのなかで前者をどう定義するかが議論となった。以前、私は、コミュニティー軸を「伝統維持的」と「変革的」という区分…

やっぱり国立大学

昨日、三重大のFD研修会に講師として行ってきた。主催者は、留学生センターと教養教育委員会内のWG関係者である。三重大でも日本語表現法の設置を検討しているとのことで、その設置に至るプロセスと講義内容について報告した。前者は私が、後者は東京海洋大…

反応がいい

大学コンソーシアム主催の「FDフォーラム」http://www.consortium.or.jp/consortium/fd/fdindex.html 分科会のパネリストとして報告してきた。他のパネリストは、名古屋大学の中井俊樹さんhttp://www.google.com/search?client=safari&rls=ja-jp&q=名古屋大学…

ようやく知られるようになった

今日、ある大学教育の研究会で、日本語リテラシー担当者が講義について報告した。予想通り、聴衆の反応は鋭く次々に質問が飛んでくる。「もっと聞きたい。もっと知りたい」というメンバーの気持ちがよく伝わってくる。確かにこの講義の実践は全国的にもかな…

二本完成

いや〜、相変わらず、最後はどたばただったが、何とか原稿を仕上げた。一本は、3月6日大学コンソーシアム京都で開催される「FDフォーラム」 http://www.consortium.or.jp/consortium/fd/fdindex.html 分科会報告資料だ。テーマは、「日本語表現法10年間の…

携帯メールとPCメール

携帯メールの元はimodeという携帯電話を使ったショートメールである。この発売は、1999年2月のこと。春頃から学生の中で話題になり始め、夏前にはその隆盛が止められない勢いとなった。実は最初の発売は前年の秋だったが、その時には鳴かず飛ばずだったとの…