京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

機器の設定と講演会

mizutani

明日から、学会がはじまるので、今日はその準備以外は時間を空けた。

そういう時には、懸案を片づける時期だ。
一つは、今度、IP電話を導入しようと思っているが、FTTH+複数台の無線LAN+複数台の有線LANをどう実現するかだ。

接続経路は、

FTTHモデム+IP電話モデム+無線LAN基地

だが、プロバイダー、モデム業者、基地のそれぞれがメーカが異なるのが難題だ。少し高度なことをしようとすると必ず起きるのが、異なるメーカ機材の接続である。ソフト連携の問題とハード的な相性問題が関わる。それぞれに電話をかけて、相互間での接続を可能にすることは何度電話してもなかなか解決しない。本日は、4時間以上も電話で応対したが、最終的にはハード的な障害として、自宅修理するとのこと。サポート側も私も忍耐の産物である。


夜は、夜回り先生水谷修さん」の講演会を聞きに行った。
大変な人気で会場および別室も一杯で、一階ロビーにようやく入れた。1000人はたっぷりいただろう。この間、テレビでなんどか彼の講演を聞いたが、声を張り上げるわけでもなく、時々、聴衆の対象に分けて、質問をするという方法は、ほとんど変わらないのだろう。また、話題も薬物に対する知識のなさで死なせてしまった生徒の話、夜間高校に就職したきっかけなど基本は変わらない。

ノートも見ず、途中で考えることもなくよどみなく話しを続ける手法は、なかなかまねできない。テレビで見ると、いつも一人で取り組んでいるように思って心配していたが、若者の協力者もいるようで少し安心した。体調がすぐれないことを承知で突っ走る姿は、若者を死なせないための一心だろうが、自らの死を早めているように思える。講演の最後に、「水谷は一人ではありません。すべての大人の中に、水谷がいます」という言葉はその通りだが、心配。でも、われわれができるのはやはりこれを自ら実践することだろう。

学生が努力してハードルを越えるようにいかに持って行くか。まずハードルを越えて欲しいと思うのは一方的すぎるのかなあ。