京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

僧籍はないが得度した、お寺のニューフェース

今度、お寺に就職した知り合いがいる。家はお寺とは無関係なので珍しい選択だ。彼は、立命館大学大学院時代からNPO活動に関わり、在学中から大学コンソーシアム京都http://www.consortium.or.jp/のNPOインターンシップ・プログラムのコーディネータを務めて…

ボブ・ディラン:家に帰りたい

研究会終了直後に、以前から予約していた『ボブ・ディラン:No Direction Home』http://www.nhk.or.jp/dylan/を「みなみ会館」で見てきました。上映期間が一週間だけで、3時間半の大作だが、精華大名誉教授の片桐ユズルさんがボブ・ディランの訳詞で有名だ…

教育ジャーナリスト山岸駿介さんの提言

山岸駿介さんの話をダウンロードする 日本語表現という科目を今後展開させていくためには、現場の担当者から抽出された理論化と共に、教育行政をめぐる動きを見ておく必要がある。その提言内容です。

大学で学ぶことが楽しいーAO入試で合格した学生が学びを発見した

学生の話をダウンロードする 人前で話すのは経験がないと緊張して話せない。ましてや30名の専門家を前にして大学生が自分の意見を話すなんてことはよけに難しい。 彼はこれまでこうした「大人」を前に話した経験がなく、ましてや彼は高校時代まで文章を書…

映画『パッチギ』、祇園の女将、「うちの先生」

遅ればせながらビデオで見ました。『パッチギ』という名前を聞くと、どうしても思い出してしまうことがある。ブログにまだ書いてなかったようだ。これを語らずしては映画にまで行かないので、しばらくご辛抱を。パッチギ ! スタンダード・エディション [DVD]…

卒業式の合い言葉は「乾杯」

本日は、精華大の卒業式だった(まだ続いているけど)。 私は三名の卒業生を持ったので、この大学では初めての体験である。 卒業式にせよ、入学式にせよ、私は前任校でもほとんど行ったことがない。気恥ずかしいからだ。ただ、私学にいると行かないとはいえ…

自分の言語がコンピュータで書けない

週末に、市民コンピュータ研究会(JCAFE)主催のフォーラムが開催された。 テーマは、「世界情報社会サミットのこれから」ということで、このサミット(チュニジア)に参加された三名の会員が報告された。講師は、情報技術をめぐる制度や国際政治を研究されて…

映画『ザ・コーポレーション』とシンポジウム

昨日、大阪のアートプロジェクトで有名な應典院應典院 – ひとが、集まる。いのち、弾ける。呼吸する、お寺。というお寺で、映画上映とシンポジウムが開かれた。 映画は、2時間半の長尺で、マイケルムーア、ノーム・チョムスキー、ヴァンダナ・シバ、ナオミ…

ことば(日本語表現法)に向かう仲間達ーNPO、日本語教員、理科系研究者ー

大学教育学会には、数年前からラウンドテーブルという企画が復活しました。復活したのは、たしか宮城大学での大会でしたが、私がこの責任者をしていたので思いで深い企画です。ラウンドテーブルとは、会員が自由にテーマや報告者を設定して申し込み、大会側…

米国テレビ報道は、米国世論を戦争に向けたのか?

魚住真司さんのお話をダウンロードする ひさしぶりのPodcastingです。いつもは講演の模様をそのまま発信するだけでしたが、今回は少し工夫しました。まず、「つつい・ぽっど・めでぃあ」のイントロ音楽(ジングル)を入れて、その後に、筒井の前説が入り、そ…

『ホテル・ルワンダ』

このところ映画を立て続けに見た。『ホテル・ルワンダ』と『My Father』だ。 かつて北陸にいた時には、映画愛好者とよく見に行っていたのだが、最近はめっきり行かない。しかも、独立系の映画は、話題になるないとなかなか見られない。京都には、京都シネマ…

大学教育がキャリアとなる

従来、大学で講義するのは、研究者か、その周辺にいる人に限られていた。ただ、語学や情報教育といったトレーニング科目の場合には、例外的に研究者以外を雇用するのが慣例となっていた。しかし、近年、それ以外の科目で研究者以外の実践家や市民も講義を担…