京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

一泊25ルピー

今日は、昨日に続いての市民メディアのテレビ会議がおこなわれる。
場所は、ラジオカフェからである。カフェ内に陣取った端末を前におじさんたちがなにやらのぞき込んでいる風景はちょっと変。でも、そのなかに美男子二人がいることが周りの雰囲気との違和感を和らげてくれる。ラジオカフェの松浦さんとSEの後藤さんである。
http://tsutsui-media.net/radio/index.html

本来ならば、お客さんにも参加してもらえばいいのだが、じゃまになってもいけないので、少し気になっているお客さんにだけは説明するのにとどめた。私の仕事はといえば、特にない。お二人が作業されているのをただ遠巻きにみているだけだ。でも、あまり何も仕事がないのはもうしわけないので、メイキング写真を撮って、メーリングリストに知らせた。交信先は、万博会場、函館、横浜、米子、熊本そして京都の六ヵ所である。
数分間ずつ各地の取り組みや特色を紹介しながら、無事終わった。

今年9月半ばに「市民メディア全国交流集会」が開催される熊本上江村からは、住民ディレクターで有名な松本さんが顔を見せておられた。
その様子は、以下にある。
http://blog.livedoor.jp/marrontv/
山に囲まれた小さな村だが、マロンテレビという市民放送が盛んである。

そんな放送中に、突然、お客さんから声を掛けられた。一人は、精華大の学生で昨年の講義に出ていたとのこと。あの時にも、英国とのテレビ会議を試みていたなあ。でも、トラヒックが最悪で大失敗だった。

もう一人は、東京から来た方だった。精華大について質問があるという。「精華大では、学生がカレー一杯100円で売っているのですか」とのこと。かなり濃い質問だ。確かに食堂内の通路で、香辛料のにおいをさせながら、本格的なカレーを作っている。ただ、地べたに座って作っているので、食欲がわかないけど。

もう一つの質問は、「学内で25ルピーで泊まれるところがあるのか」とのこと。これは知らない。でも、もしかしたら、学生のサークルボックスかどこかでやっているのかもしれない。なぜルピーなのかと聞いたら、彼女たちはインドで出会った友達で、精華大生とも知り合ったので、そのことを話していたとのことだ。

その他、精華大の自由な学生生活を話すと、是非次に京都に来たときには、精華大を見に行きますとのこと。彼女たちにとっては、京都のマイブームが精華大だそうだ。

テレビ会議をやっているのか、精華大の話をしているのかわからないまま終わってしまった。

でも、回線自体は順調で実用化が見えてきたので、9月には本格デビューしそうだ。