京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

社会メディア論の講義をライブにした

ytsutsui2006-01-12

社会メディアはライブだ!
音声ファイルは、上記サイトにある

京都精華大学人文学部社会メディア学科一回生向けの必修講義「社会メディア論2」に私がゲストで登場することになった。これまでこの講義は、担当教員の講義だけであったが、受講生にもっとメディア制作に関心を持ってもらおうと、ライブ形式の講義にした。さてうまくいけばいいですが、うまく行かなかったら、どうしようか。



講義シラバスは、以下である。
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ネットの世界は、発信することが楽しい

1990年代半ば以後の市民像の転換         
 メディアに振り回されながらも、同時に自らメディアに働きかける存在である 
          ↓
 制作者(発信者)と受信者との格差が小さくなった      
   例:テレビ局、新聞社、ラジオ局、、音楽配給会社、本・雑誌出版
      従来は、多額の資本と専門的な知識と経験なしには不可能   

      コンピュータ・ネット技術の低廉化・容易化になり素人でも
      発信可能に
     「理論を頭に入れて、体で実践すること」
   音楽配給会社、出版会社、新聞社、ラジオ局、テレビ局をデモを
   交えながら実践する

1.音楽配給会社ー楽曲の作成ー
   プロの音楽はわれわれを楽しませるし、完成度が高い。
   しかし、今日、初心者でも音楽を作ることができる。 

2.出版会社ー本をオンラインで出版する
  Webサイト
   見る側ではなく、作る側はどういう努力をしているのか
    htmlの例  Yahoo
     制作者は、タグを駆使してサイトを作っている 

3.新聞社ー記事を新聞のように発行する
   ブログとは、
   「最新の記事を時系列にそって最速で更新できる媒体」
                ↓
   ブログ、日記などのユーザは飛躍的に増大している
   ブログを、新聞やテレビを補完するものとして利用する方法
    「ブログジャーナリズム」
     「きっこの日記
    http://www3.diary.ne.jp/user/338790/

3.ラジオ局ー自分の好きな音声を発信したい
  ポッドキャスティング
   ライブ編集 講義をポッドキャスティングで発信する
   音楽を流している間に、イントロ、インタビュー、講義内容、
   受講生の音声をミキシング

4.テレビ局ー現場の映像を流したい
   ビデオポッドキャスティング   
    ポッドキャスティングに映像を加えたもの
    現場の臨場感がより伝えやすい
5.結論
   メディアを利用する際のポイント
    +自分独自の視点や内容を伝える(表現の伝達)
    +相手を意識する(他者の意識)
    +相互に高めあう(グループワーク)
  われわれが、マスメディアと同じように、情報発信できる条件は既に完備
  受信側からの実践こそが、一番重要

6.携帯メールは講義に活用できるか

以上。