京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

第6回 京都からの発信6 坂上香さん(映像ジャーナリスト)

●日時●2004年12月6日(月)午後7時30分~9時30分
●場所●京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話●坂上香さん(映像ジャーナリスト、京都文教大学教員)
1965年大阪に生まれる。
1984年国立音楽大学付属音楽高等学校普通科卒業後、渡米。7年間の海外生活をへて、1992年テレビ番組制作会社ドキュメンタリージャパンに入社、 ディレクターとしてTVドキュメンタリー制作に携わる。2001年同社を退社。出産・育児と撮影にとりくみながら、2003年から京都文教大学文化人類 学科でメディア文化論などを担当、現在に至る。
「僕たちずっと一緒だよね~エイズと生きる家族の一年」(95 NHKスペシャル)、「ジャーニー・オブ・ホープ~死刑囚の家族と被害者遺族の2週間」(96 NHKBS-1)ほか数々の作品を発表してきた。主要テーマは、暴力への向き合いかた、オルターナティブなメディア、「語り」と「聞くこ と」、Community of Choice(自ら選ぶコミュニティ)など。最新作の「Lifersライファーズ 終身刑を超えて」(2004年7月完成)は、初のインディペンデント 作品。

 

龍谷大学矯正・保護センターが映画『ライファーズ』に出資していたご縁で、大学で鑑賞。感動して、お声をおかけしたことを記憶していますが、それがメディアフォーラムに、だったか記憶があいまいです。この映画を作ったことで、被害者遺族からは批判を浴びたとおっしゃっていて、表現・発言するという厳しさを教わりました。(松浦さと子)