京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

第5回 京都からの発信5 梶田真章さん(法然院住職)

第5回例会
●日時●2004年11月1日(月)午後7時~9時
●場所●京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話●梶田真章さん(法然院住職)
1956年浄土宗大本山黒谷金戒光明寺塔頭の常光院に生まれる。
1980年大阪外国語大学ドイツ語科卒業。1984年法然院第31代貫主に就任、現在に至
る。
1985年境内の環境を生かし「法然院森の教室」開始。1993年境内に「共生き堂=法然
院森のセンター」新築。この建物を拠点に自然環境と親しむ活動を行う市民グループ
「フィールドソサイエティー」顧問に就任。現在、きょうとNPOセンター副理事
長、京都市景観まちづくりセンター評議員、京都芸術センター運営委員。アーティス
トの発表の場やシンポジウムの会場として寺を開放し、現代における寺院の可能性を
追求。寺を預かる僧侶として、そして一市民として、個性を発揮できる活動を通じて
社会的役割を果たそうと努めている。
NPO京都コミュニティ放送の毎週1時間の生番組『京都三条ボンズカフェ』をプロ
デュースし自らも出演する。著者に『京都法然院歳時記』京都
書院刊(共著)、『法然院』淡交社刊(共著)

 

 法然院の梶田真章さんは、私も僧籍を持っていることもあり、近しい感覚の方です。「京都三条ラジオカフェ」の開局には多大な協力を頂き、看板番組「京都三条ボンズカフェ」でも大活躍でした。今でも多くの発信を続ける彼は、京都の宝だと思っています。(福井文雄)