京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

第27回 市民社会メディアとは何か? ~オーストリアと日本の事例から考える~ ガービ・ハードさん

第27回三条御幸町メディアフォーラム(11月6日)■□■
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■テーマ=「市民社会メディアとは何か?
            ~オーストリアと日本の事例から考える~」
●日時=2006年11月6日(月)19:00~21:00(開場 18:30)
    ※月例会後、引き続き懇親会(二次会)を予定しています。
●場所=京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話=ガービ・ハードさん(オーストリア共和国出身)
 東京大学大学院・情報学環・学術振興会外国人特別研究員
 1996年米国スミス大学を卒業(比較文学
 1997年来日
 2006年立命館大学大学院社会学研究科博士学位取得
 
 ※「市民がつくったメディア」なら即「市民社会メディア」なのでしょうか?オーストリアの具体的な事例〔註〕の他、日本での事例や国連のメディア政策などにも触れながら、皆さんと共に考えます。
 〔註〕『フリーラジオ』(http://www.freie-radios.at/)、アーティストとマイノリティー市民のメディア活動支援組織『パブリック・ネットベース(http://www.t0.or.at/t0)、「偽物の市民社会メディア」と見なされる『ブンテス・フルンセヘン』(http://www.buntesfernsehen.at/

 

 

私は友達だったと思うけれど、連絡先など詳しくありませんでした。たぶん、当時、立命館に非常勤で行ってらした哲郎さんが企画されたと思います。今も「無買デー」などの活動で、非営利市民メディアの活動者の友人です。参加したら発言する、というモットーを持っておられるのかな、いつも刺激的なコメントを言ってくださいます。現在、関西学院大学社会学部勤務をなさっています。(松浦さと子)

第26回 電子出版と紙出版の行方と私たち 中西秀彦さん(中西印刷専務)

第26回三条御幸町メディアフォーラム(10月2日)■□■
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■テーマ=「電子出版と紙出版の行方と私たち
            ~市民の情報発信の拡大と出版の可能性~」
●日時=2006年10月2日(月)19:00~21:00(開場 18:30)
    ※月例会後、引き続き懇親会(二次会)を予定しています。
●場所=京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話=中西秀彦(なかにしひでひこ)さん
 中西印刷株式会社専務取締役
 (中西印刷は、日本の活字印刷においては最大の活字保有数を誇る京都の老舗印刷会社。)1956年生まれ。京都大学文学部心理学科卒業。小松左京研究会代表などSF小説に詳しい。東京のマーケティング会社(コンピューター部門)に就職後、1985年に中西印刷へ。
 以後最新印刷技術の導入やオンラインジャーナルへの取り組みに力を注ぐ。英国のOxfird University Pressと提携し、オンラインジャーナルと紙の雑誌を同時に作成する技術を導入して注目を集める。※今回のメディアフォーラムでは「電子出版と紙出版の共存」「若者の就職先としての出版・印刷業界」「現代社会における活字や文字の意味」などをテーマにお話をうかがいます。

 

 

第25回 市民メディアって何?

市民メディアって何?
        ~市民がつくるメディアの今と未来~』

日時:2006年9月12日(火) open 18:00 / start 18:30
会場:京都文化博物館別館ホール
料金:1,000円 ※小学生以下無料 ご予約受付中!!

◇ゲスト
・呉連鎬 [オ・ヨンホ]
 オーマイニュース・インターナショナル株式会社
 代表取締役社長

・小崎哲哉
 REALTOKYO / ART iT 発行人兼編集長

・福井文雄
 京都三条ラジオカフェ / メディア全国交流協議会準備会

◇通訳
・田中康文 オーマイニュース編集局・市民記者組織本部長

http://www.soboro.jp/news/event/index.html

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「市民メディア」という言葉を聞いた事がありますか?国内でも、特に阪神・淡路大震災以降、今後のメディアの在り方や市民社会形成に向けた大きな力として注目され、各地で市民による情報発信の取組が始まっています。また、ここ数年は、インターネット環境の整備によって誰もが手軽にメディアをつくることができるようになり、8月末には
韓国で影響力を強めている市民記者投稿型のニュースサイト『オーマイニュース』の日本版が創刊されるなど、その在り方も新たな段階を迎えています。

2回目となるsoboro DIALOGUEでは、9月8日~10日に横浜で開催される『第4回市民メディア全国交流集会(通称:市民メディアサミット06)』参加後の『オーマイニュース』代表オ・ヨンホ氏と、和英バイリンガルのカルチャーウェブマガジン『REALTOKYO』/季刊アート雑誌『ART iT』発行人兼編集長の小崎哲哉氏、また京都を代表する市民メディア『京都三条ラジオカフェ』および9月に発足する『市民メディア全国交流協議会』準備会の福井文雄氏を迎え「市民メディアの今と未来」をじっくり考えてみたいと思います。

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トークゲスト プロフィール&関連リンク
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呉連鎬(お・よんほ)
1964年韓国・谷城郡生まれ。88年に延世大学国文科卒後、韓国月刊誌『マル』に記者として入社し、95~97年ワシントン特派員。1999年まで取材部長。米国リージェント大学
ジャーナリズム修士。西江大学博士課程修了。2000年オーマイニュースを創設。2006年6月現在、約100人の社員と42000人の市民記者(英語版は91カ国1000人の市民記者)を
有する。著書に『朝鮮の虐殺』『オーマイニュースの挑戦』(太田出版)など。

[Link]
オーマイニュース  http://www.ohmynews.com/
日本版       http://www.ohmynews.co.jp/
インターナショナル http://english.ohmynews.com/

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小崎哲哉(おざき・てつや)
1955年東京生まれ。和英バイリンガルのカルチャーウェブマガジン『REALTOKYO』、同じく季刊アート雑誌『ART iT』発行人兼編集長。6人の「先見人」が寄稿するウェブサイト『先見日記』の編集長も務める。企画制作作品にCD-ROMブック『マルチメディア歌舞伎』、写真集『百年の愚行』などがある。

[Link]
REALTOKYO  http://www.realtokyo.co.jp/
ART iT   http://www.art-it.jp/
先見日記  http://diary.nttdata.co.jp/
百年の愚行 http://www.thinktheearth.net/jp/book/

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福井文雄(ふくい・ふみお)
1980年代から“市民とメディア”に関する活動を展開。医師団体に16年間勤務した後、雑誌の編集、広報担当主幹を勤める。1996年にマルチメディア系制作会社を設立。マスメディアにおける日本初の市民番組発信組織[KBS京都アクセスクラブ]事務局長を務めた後、日本初のNPO放送局[京都三条ラジオカフェ]に従事。

[Link]
京都三条ラジオカフェ http://radiocafe.jp/
市民メディアサミット http://alternative-media.jp/

 

出張して京都にいませんでした。残念。 

第24回 京都の老舗出版社の世界を語る~"法蔵館"400年の歴史と今後 西村七兵衛さん

第24回三条御幸町メディアフォーラム(8月7日)■□■
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■テーマ=「京都の老舗出版社の世界を語る~
           "法蔵館"400年の歴史と今後」
●日時=2006年8月7日(月)19:00~21:00(開場 18:30)
 ※月例会後、引き続き懇親会(二次会)を予定しています。
●場所=京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話=西村七兵衛(にしむらしちべい)さん
 日本を代表する仏教書・宗教書出版社「(株)法蔵館」代表取締役社長。
 「丁子屋」と称した創業時から400年。第15代(明治期「法蔵館」改名
 後第5代)当主。
 1934年生まれ。1956年大谷大学文学部仏教歴史科卒業後、法蔵館入社。
 1970年代表取締役に就任。1995年5代目「西村七兵衛」を襲名。
※今回のメディアフォーラムでは「出版メディア」の現状と今後を考えます。出版発祥の地と言われる京都。創業400年の出版社が今、何を考え、今後をどう描こうとしているのか。次代に残る「情報」とは何か。ベテラン出版人の心いきをお聞きします。

 

 

番外編  平和の育て方 ジャン・ユンカーマン(映画監督)

番外編 
日時  2005/08/05 
テーマ 平和の育て方
ゲスト ジャン・ユンカーマン(映画監督)& 杉若恵亮(法華寺) 

 

 

映画は見たのですが、この回に行けなくて残念でした

第23回 街なかで“テレビ”をつくる カフェてれれの歩み 下之坊修子さん(カフェ放送てれれ・代表)

第23回三条御幸町メディアフォーラム(7月3日) ■□■ ─────
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■テーマ=「街なかで“テレビ”をつくる カフェてれれの歩み」
●日時=2006年7月3日(月)19:00~21:00(開場 18:30)
 ※月例会後、引き続き懇親会(二次会)を予定しています。
●場所=京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話=下之坊修子(しものぼう しゅうこ)さん
      カフェ放送てれれ・代表
 大阪府河内長野市生まれ。市民が制作した映像作品を、カフェで放映する活動を行っている。91年、ウーマンズスクールで「ビデオ講座」受講。93年、講座修了生で映像制作グループ「ビデオ工房AKAME」を設立。翌94年から02年まで府立女性総合センターの非常勤職員。この間、山形国際ドキュメンタリー映画祭や全州国際映画祭(韓国)などに出品。03年に「カフェ放送てれれ」を開始。今年1月、独立して新組織「映像発信てれれ」を設立。活動の範囲を名古屋、京都に広げている。
カフェてれれURL: http://www.terere.jp/

 

今でこそ、有名な活動ですが、2001年に津田さんを団長とする市民とメディア調査団としてパリのテレボカルに訪問、雷に打たれたてしまった修子さんは、大阪でパリと同じことを始めたのでした。どんな作品も受け入れるという主旨を曲げずにやってこられたところがすごいです。昨年秋に下之坊修子さんの編著『カフェ放送てれれ 人と場をひらく映像表現』が出版され、好評です。(松浦さと子)

 

番外編(6月19日) ■□■
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■テーマ=「Dr. Dorothy Kidd@Radiocafe ~コミュニティメディアとグローバリ
ゼーション~」
●日時=2006年6月19日(月) 20:00~22:00
●場所=京都三条ラジオカフェ店舗(三条通御幸町角1928ビル1階)
●お話=ドロシー・キッドさん
     サンフランシスコ大学メディア学科教授
 
民主的・参加型のコミュニケーションメディアとグローバリゼーションを研究。1970年代より市民テレビやグラスルーツ・ラジオをフィールドに、自由貿易時代のオルタナティブ・メディアの実践・研究に力を注ぐ。メディアの政治経済学、メディアと社会変革、コミュニティ・メディアに関する著書多数。

当日はグローバリゼーションとメディアとの関係、その中でのコミュニティ・メディ
アの位置・役割、著作権をめぐる課題、コミュニティ・メディアに関わる政策の立案・提言などを中心にお話をうかがうと同時に、意見交換をさせていただきたいと思います。コミュニティ・ラジオを中心としつつ、インターネットなども含めたお話をしていただきます。

 

当時、立命館に教えに来ていらした。