第9回 環境問題は人と人とのつながりから 嘉田由紀子さん（京都精華大学）

環境問題は人と人とのつながりから
●日時●
2005年3月7日（月）午後7時～9時
●場所●
京都三条ラジオカフェ店舗（三条通御幸町角1928ビル1階）
●お話●
嘉田由紀子さん（京都精華大学環境社会学科教員、子どもと川とまちのフォーラム代表、琵琶湖博物館研究顧問）
1970年代初頭、学部時代にアフリカにのめりこむ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程退学。農学博士。アメリカ中西部の田舎町で大学院をすごし、 子どもをつれて帰国（ウィスコンシン大学修士課程修了）。琵琶湖をフィールドに、人と環境のかかわりを研究して25年。琵琶湖博物館の企画から開館に立 ち会い、地域の人との共同研究を楽しむ。琵琶湖博物館総括学芸員などを経て現職。
著書に『生活世界の環境学』『水辺ぐらしの環境学――琵琶湖と世界の湖から』『琵琶湖・水物語』（共著）、『環境社会学』『水辺遊びの生態学』など多数。

たった１枚の写真から、琵琶湖に浮かぶ竹生島での人々の暮らしを読み解くという記憶に残るひとときでした。こののち、嘉田さんは生涯琵琶湖と人生をともにされます。滋賀県知事、日本未来の党の立ち上げ、京都メディアフォーラムに女性のゲストをお招きする役割に生きがいを感じ始めました。（松浦さと子）