京都メディアフォーラム例会記録(2004.7~2011.12)

京都メディアフォーラム例会記録

2006-01-01から1年間の記事一覧

骨折しました

不覚でした。夕方に、京都三条ラジオカフェの仕事で、自転車で京都市役所駅前を走っていた。 この付近に住んでいる学生の事を考えながら、40年以上もやっているグリル「アローン」がどこだったかと探していた。最近の道路は、路上駐車をふせぐために、歩道…

オープンキャンパスは、ワールドカップがテーマだ!

筒井の授業を聞く ↑ (ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。)W杯ビジネス30年戦争作者: 田崎健太出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/05/30メディア: 単行本 クリック: 27回この商品を含むブログ (6件) を見る8月4〜6日までは、高校生…

陰山英男さんとのシンポジウム(2)

筒井のコメントを聞く ↑ (ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。)脱学校化の可能性―学校をなくせばどうなるか? (現代社会科学叢書)作者: イヴァンイリッチ,Ivan Illich,松崎巌出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2003/08メディア: 単行本…

陰山英男さんとのシンポジウムー自由な学びか、トレーニングかー(1)

筒井の報告内容を聞く ↑ (ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。) 京都でPCカンファレンスのシンポジウムが開催された。コンピュータ教育に関する組織であっても、教育問題をより広い視点から論じるべき、という方向の中でこの企画が実現…

シネマ・インターン折り返し点

京都シネマのインターンシッププログラムも前半がほど終了した。先日、全体で進行状況をチェックする会合が開かれた。京都の大学生(同志社、立命、京都外大、龍谷、精華大)11名、京都シネマ代表の神谷雅子さんとコーディネーターの私が集まって、京都シ…

日本語表現ワークショップ

授業もようやく終わり、夏の出張に向けた準備を始めている。ピアで学ぶ大学生の日本語表現・プロセス重視のレポート作成作者: 大島弥生,池田玲子,大場理恵子,加納なおみ,高橋淑郎,岩田夏穂出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2005/03/03メディア: 単行本 ク…

発想法も一歩前進

半年間非常勤講師として担当していた発想法の授業も先週終わった。 その前日、本務校での授業終了後、すぐにインターンシップ・プログラムで夜遅くなる。その翌朝の授業なので、寝坊の私にはかなりつらかった。二コマ連続授業の後に、毎週、担当者会議があり…

三年間の授業が成功裏に終わった

石川・筒井のインタビューを聞く ↑ (ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。) 「広告の授業」を学生が広告する授業「広告表現技法1」が終わった。三年間を一区切りにして、年々新しい課題を掲げて進んできたが、まずは一段落だ。担当者は…

アート系映画館でインターンシップ

この間、自分の無力さを痛感して悔しくてしようがないことがあったが、気持ちを振り絞ってそれとは別の話題で書く。かもめ食堂 [DVD]出版社/メーカー: バップ発売日: 2006/09/27メディア: DVD購入: 18人 クリック: 381回この商品を含むブログ (1254件) を見…

精華大現職教員(嘉田由起子さん)滋賀県知事選挙に当選

熊本研究合宿から帰って来たら、関西では大騒ぎだった。 滋賀県といえば、保守県政で有名であり、自民、公明に民主党も相乗りした現職知事が八年間の実績を掲げて打って出れば、大きな不祥事でもない限り盤石である。そこに共産党推薦候補とは違う、第三の候…

三日間アイデア沸き出し研究合宿

土曜日から本日まで熊本で研究合宿です。阿蘇山内のペンションでみっちりの会合だった。この研究は、四カ年間で、「参加体験型ワークショップをe-learningで可能にするための統合的研究」をおこなう。ただ、研究代表者から送られて来たスケジュールには、二…

プレゼミ総集編

プレゼミ総集編の映像を見る ↑(ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。)5月半ばから昨日まで実施したプレゼミも終了した。 インタビュー実習を交えながらの授業は、講義形式よりは面白かったと思うが、それが必ずしも私のゼミとは違う事を…

パレスチナは、料理がおいしい(古居みずえさんへの事前インタビュー)

古居さんへのインタビューを見る ↑(ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。)26日夜、精華大学で古居みずえさんの映画『ガーダーパレスチナの詩ー』と監督のトークイベントが開催された。 前日から降り続く激しい雨も開演前には小降りになっ…

古居みずえ監督作品 「ガーダ−パレスチナの詩−」上映会開催

ガーダ―女たちのパレスチナ作者: 古居みずえ出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2006/04/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見るアジアプレス所属のフリージャーナリストの古居みずえさんの第一回監督作品が、明日、精華大学で上映される。6月…

市民メディアにおけるブログの意味

ブログ報告の音声を聞く 6月3〜4日、日本NPO学会が新潟市で開催された。私は二日目の個人報告で、「市民メディアと新しい情報発信の意義ーブログのジャーナリズム機能を例にしてー」というテーマで報告した。 章立ては、 ブログと市民メディアの分類 ブロ…

将来の自分が将来の夢を語る(プレゼミ)

プレゼミの映像を見る ↑ (ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。) 二年生が後期から始まる専門演習を選択するために、前期にプレゼミに参加する制度がある。教員は、合計三回異なる学生に向けて、ゼミ紹介などを二週間連続でおこなう。今…

質疑応答

質疑応答を聞く 休憩後の質疑応答であるが、マイクを使っていないので、声が小さいのはご容赦を。質疑応答の最後に、加藤さんのアドバイスで、パネリストが最後のまとめを話す時に、趣旨を紙に書いて順番に話していった。その模様は、上の写真でご覧ください…

加藤哲夫さん(せんだい・みやぎNPOセンター)の報告

加藤哲夫さんの報告を聞く 前夜の打ち合わせから、みんな加藤さんの言葉の一つ一つに引き込まれた。自身はきわめて論理的であり、効率的な思考をしながらも、必ずしも論理的でないが素晴らしい発想をする人々への限りない思いを、きゃしゃな体からほとばしる…

吉倉紳一さん(高知大学理学研究科)の報告

吉倉紳一さんの報告を聞く 吉倉さんは、高知大学の大学改革をを引っ張っている立役者である。1997年、高知大学で「日本語技法」を新設する時に、講師として呼んでいただいて以来のつきあいである。地質学の研究も今が旬とのことであり、大学副学長を務め…

門倉正美さん(横浜国立大学留学生センター)の報告

門倉正美さんの報告を聞く 門倉さんは、哲学から日本語教育に転向して以後、リベラルな社会と人間とのつながりを引っ張っている先駆者である。彼は、「学びとコミュニケーションの日本語力ーアカデミック・ジャパニーズからの発信」と題して、日本語教育の最…

ラウンドテーブル「ことばに向かう仲間たち」

筒井の問題提起を聞く 6月9〜10日、東海大学で大学教育学会がおこなわれた(変なポーズで失礼します→)。 私は、ラウンドテーブル「ことば(日本語表現法)に向かう仲間達ーNPO、日本語教師、理科系研究者ー」を主催した。パネリストは、門倉正美さん(横…

『アカデミック・ジャパニーズの挑戦』出版されました

アカデミック・ジャパニーズの挑戦作者: 門倉正美,三宅和子,筒井洋一出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2006/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (4件) を見る ここ半年一番力を入れた執筆/編集活動の成果がこの本に結実した…

社会メディア論「デジタルメディア社会と表現者たち」

ワークショップの映像を見る ↑ (ダウンロードするか、iTunes for mac/winで見てください。) 久しぶりの投稿だ。この間いろいろあったり、学会報告などが重なったりして、音声や映像を編集する気にならなかったが、ようやく気を持ち直してきた。 それはさてお…

ラジオでワークショップ

ワークショップの動画を見る 5月8日、京都三条ラジオカフェの例会で、ラジオと詩を題材にしたワークショップが開かれた。 上田信行さんと詩人のむらさきさんが進行役を務めて、ラジオとPoetry Readingとの出会いを実現した。 プログラムは、三部に別れてい…

第三部 メディア・ストーリー

ワークショップ後半の音声を聞く 第三部は、オンエア終了後の、メディアストーリーである。 進行役の上田さんが留学先のハーバード大学で知ったセサミストリートからはじまり、 学びとメディアの出会いをへて、ラジオや表現の可能性について語った。 事前打…

祇園祭がやって来た

祇園祭のお囃子の音色をダウンロードする まだ五月なのに、もう祇園祭のお囃子が聞こえる。まさか? 先週末、出張帰りに本屋に寄ろうと、四条烏丸に降りたところ、笛と鐘の音がしていた。観光ブームにあやかって早めにデモンストレーションでもしているのか…

ジャズ、ジャーナリズム、古き良きアメリカ

1950年代の米国は、矛盾を抱えながらも、それ自体に魅力がある。たまたま同時代の映画を二本見た。 一つは、現在封切り中の『グッドナイト&グッドラック』(ジョージ・クルーニー監督)で、もう一本は、昨年のアカデミー賞を受賞した『ray』(テイラー…

山本プロデューサの授業

山本プロデューサーの授業をダウンロードする 遅ればさながら、『北斗の拳』山本プロデューサーのさわりの部分の授業をアップします。 「生き方としての編集者」と「素敵なウソは、人生を楽しくする」という名言が入っています。 積極的に楽しみを求めながら…

発想法を教える

ある大学で新入生対象で発想法を教えている。 初年次演習を学部全体で取り組んでいる知り合いから頼まれて講師に加わっている。講師依頼の折りに、先方から筒井独自の教授法ではなく、先方の大学の教授法で教えてもらいたいということがあった。 以前ならば…

「北斗の拳」山本秀基プロデューサーが語る「生き方としての編集者」

昨日、「広告表現技法」第二回の授業があった。 講師の石川さん以外に、ゲスト講師が多数の方がこられて、「北斗の拳」の制作および広告の手法についてきわめて率直に語ってくれた。ゲスト講師は、「北斗の拳」制作会社関係者など三名と大手広告会社からも一…